Soul Driving ver2 アルファロメオ乗りの野望と戯言

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...... 2022年11月30日 の日記 ......
■ アルファロメオ・ミト コーナリング性能とタイヤの話し その3 「V」と「W」の違い【前編】   [ NO. 2022113001-1 ]

文字数の制限に引っ掛かってしまいました!ww
仕方ないので【前編】【後編】に分けますが、同日にアップしたら後編が先に表示される可能性もあるので、日にちをずらして【後編】をアップします。
ある程度まとめて話さんことには、意味がわかりにくいと思って頑張ったんやけど、イマイチ報われんかったかのwww

【前編】「V」と「W」の違い


タイヤ選びを失敗したという体験談になります。
何故失敗したのか、何を間違ったのかを理解するまで、結構時間が掛かりました!!ww
本当なら、起こったこと、感じたこと、知り得たこと、等を時系列でお話しするのが、伝える側としてもしっくり来るんですけど、それではあまりに長過ぎるので、時系列はあまり気にせず、上手くまとまるように伝えるよう努力してみますね!!


「ピレリ PZERO nero GT」(205/45R17 88V XL)…
これを選択したのは大間違いで大失敗!!\(+×+)/
失敗した原因を特定するまで、実はメッチャ時間が掛かりました。数年掛かってます!www

一般道を普通に走る街乗りレベルでも、このタイヤに交換したことによる癖というか違いは感じていました。
タイヤのグリップレベルが、アルファ・ミト・1.4ターボスポーツのノーマルの足(ダンパー&バネ)と全然合ってないと!!

ピレリ・P ZERO nero GTのグリップが足りない!!??  そんなアホな!!??

フィーリングとしては、Sタイヤ用の足にストリートラジアルのスポーツタイヤを履いた感じと同じ!!
グリップ力が足りなくて、足が動かずに突っ張り棒のようになってるように感じる状態な。
タイヤが路面を捉えてグリップすると、そのグリップ力に引っ張られてダンパーもバネも縮むねんな。その縮む感覚が無いように感じてしまう状態。

その感覚で怖さを感じたのが、名阪国道のΩカーブの大阪方面に向かう側な。下りカーブになる側。
クルマの特性の違いとして、FR車等の後輪駆動車だと、下り高速コーナーではリヤが流れて制御不能に陥るのが一番怖いわけやん。
でもこれがFF車の前輪駆動やと、リヤが流れるのはブレーキング時のみやから、下り高速コーナーではアクセルを踏んで曲がるとリヤは流れんのんな!ww
だからフルウエットの下り高速コーナーなんかやと、アクセルを踏めない後輪駆動車とは真逆な。アクセルを踏んで安定させるのがFF車やからね。だからFF車は下りがオモロイねんな!!

でもこれはクルマの足の動きやタイヤのグリップをドライバーが感知出来んことには、上手くはイカンわけで。
足の動きがワカラン…コーナリングG(横G)と減速Gがどのように発生してタイヤが地面に食いついているのかという状況が掴めんのよ!! 足の動きが悪いと!!

足の動きが悪い原因は、いくつかありますが、今の現状でのその原因は、アルファ・ミトのノーマルの足にタイヤが合っていないのが理由かと…。
その理由がワカランかってんな。当時。
何故ならばスタッドレスタイヤを履いていても問題ないのに、スポーツ系タイヤである「ピレリ・P ZERO nero GT」(205/45R17 88V XL)が、「ミシュラン・X-ICE3」(215/45R17 91H XL)よりグリップ力が劣るということになるからの!!


話しを戻して、名阪国道の大阪方面に向かう際の下りオメガコーナーな。ここをそこそこのペースでアクセルを踏んで下るのが気持ちエエわけな!!( ̄∀ ̄)
特にフルウエットだと皆極端にペース落とすから、尚更FF車の特性が光るわけやん!!wwww
アルファ・ミトも「215/45R17 91H XL」のスタッドレスタイヤでも全然問題なく、いつものペースで走れたのに、スポーツ系の「ピレリ・P ZERO nero GT」の「205/45R17 88V XL」では、グリップ力不足から来る足の動きの悪さのせいで、いつものペースを出せない!!という経験をしたのな。

この原因は今はハッキリと認識したから、まぁエエんやけど、初めは悩んだわ〜!
かつての営業車やったトヨタ・カローラ・ワゴン…4ナンバーの貨物車をメーカーが乗用車として型式登録したもので、タイヤもサイズは同じながらプライレーティング無しの乗用車タイヤになっててんな。
たしかサイズは「155SR13」やったと記憶してるんやけど…扁平率は80%相当やったはず。
このカローラ・ワゴンでも、名阪国道オメガコーナーの下りは結構な速度で下ってての!w
それやのに、「ピレリ・P ZERO nero GT」の「205/45R17 88V XL」は怖くてアクセルが踏めんという状態やったわけやねん!!!


何でこんなことになったんや〜!!!???
って、当時は悩みました!!www
今はもう原因はわかってますんで、ひとつひとつ説明していきますね。まぁ、長くなると思いますがww




その1 アルファロメオ・ミト、タイヤサイズの謎

日本国内での標準サイズは「215/45R17 87W」のようです。
新車時に履いてたタイヤは「ミシュラン・パイロットエグザルト」で「215/45R17 91Y XL」での。
前オーナーは社外品のタイヤ・ホイールのセットを履いていたみたいで、売る際に元に戻したお陰で、俺の手元に来た時は、山無しパイロット・エグザルトでした!!
このパイロット・エグザルトはパイロット・スポーツになる前のミシュランのスポーツタイヤで、エグザルトも2種類あって、センターに逆V字パターンの回転方向の指定ありのヤツが初代で、ミトに履いてたのはパターンが全然違うヤツで二代目やったかな???
2002年ぐらいのタイヤやったような気がするんやけど、最新のスポーツタイヤでないスポーツタイヤが新車装着されていたのは、どんな理由があってなんか気になるけどな!!
そしてこのタイヤは「XL」、つまり強化タイヤやねんな!!
何故、強化無しのノーマルタイヤやなくて、同じサイズの強化タイヤにしてるのか、これには多分理由があってだと考えています。その理由は後で説明します。

俺がミトを購入した当時のピレリの日本サイトは、インターナショナルサイトの翻訳バージョンでした。
タイヤサイズを調べる為にアルファロメオ・ミトの年式とグレードを選択して検索すると、何故か必ず「205/45R17 88W XL」で引用されます。
「215/45R17 87W」でも「215/45R17 91Y XL」でもなくて。

で、日本仕様の取説を見てみると、17インチサイズに関しては、「205/45R17 88W XL」のみ「タイヤチェーン装着可能」で、オプションの18インチ「215/40R18 91Y XL」と標準装着されている「215/45R17」はチェーン装着不可な。
ミト1.4ターボスポーツではオプションになる16インチの「195/55R16 87V」は「タイヤチェーン装着可」な。
タイヤチェーンを装着したかったらオプションサイズに変更せなアカンとは変な話しやと思わん???
俺は解せんかったな。だから調べたった!!
日本国内でこういうことを疑問に思う人は居らんかったんかどうかはワカランけど、国内には答えは見つからんかった。
でも海外には居ったわ!!
タイヤ検索を車種別で掛けると何でミトは「205/45R17 88W XL」しか、もしくは最初に引用されるのか? という疑問を持ってるミト乗りが居ってな。

それに対しての答えだったか、その質問を元に検索&翻訳しまくって、辿り着いた回答だったかは、今となってはワカラン部分もあるねんけど、(回答した人が消した可能性もあったりするから)、わかったことは…
アルファロメオ・ミトの正式な新車装着時のタイヤサイズは「205/45R17 88W XL」やということらしいです!!

それなら合点がいくわ!! タイヤチェーンが巻けるからな!!

じゃあ何故、イタリアを含む欧州仕様も「215/45R17」が標準装着されているのか?? が疑問になるわな。少なくとも俺は!www

どの順番で話しを進めたらいいのか、ちょっと悩ましいのだが、取り敢えず行きます。

海外のサイトをいろいろ調べてわかったことがあります。
新車注文時にタイヤサイズを選べたみたいです。「205」のままいくか「215」にするのかを。
しかもオプションである「215/45R17」に変更したとしても、費用は差額無しのゼロ円(0ユーロ)で!!wwww

だから新車を購入した殆どの人が「215/45R17」を選択したから、欧州サイドでも「205/45R17 88W XL」を選択した人が居らんかったと!!!wwww
だからミトの標準サイズは「215」幅だと思われていたようです!!
日本仕様は「215/45R17」が標準で輸入しているから、「205」幅の存在を気にする人は居ないようですね。


それを知った欧州のミト乗りはタイヤの重量をいろいろ量ったようです。
強化タイヤ「XL」は内部構造が強化されているからノーマルタイヤと比較すると重量増しになります。
でも強化タイヤである「205/45R17 88W XL」は、ノーマルタイヤの「215/45R17 87W」よりも軽量だそうです。つまりバネ下重量を軽量化出来るで!!と。


同じサイズでも強化タイヤである「215/45R17 91Y XL」は、ノーマルタイヤ「215/45R17 87W」よりも重くなります。←この話しは後に重要になります


つまり走りの上ではバネ下重量を軽量化出来る「205/45R17 88W XL」は走りではアドバンテージがあるで!!と欧州ミト乗りが盛り上がってました!!ww

んで、そうなると「215/45R17 91Y XL」の強化タイヤは、ノーマルタイヤの「215/45R17 87W」よりも重くなる。つまりバネ下重量が増えるということになりますね。



名阪国道オメガコーナー…「155SR13」を履くカローラ・ワゴンでも、後ろに着かれたことがない速度で走ってましたww
アルファ・145は、最後に履いたスタッドレスタイヤは「175/65R15」でしたな。オメガコーナーではいつも通りの走りでした。
一般的な市販品では存在しなかった「185/60R15」というサイズの夏タイヤを履いたりしてたな。アルファ・145。
俺個人はタイヤの幅やインチにコダワリは殆ど無いねんな!www
タイムアタック派やないからね。でもローギヤード化だけは出来るものならやる派になるかなww

カローラ・ワゴンもアルファ・145も足は縮み側減衰力もバネレートもやや弱めの柔らかい足で、アウト側前輪にガッツリと過重を掛けて曲がる走り方だったな。
三菱・ミラージュでは扁平率60%のタイヤで走りまくってたし、個人的には60タイヤが一番しっくり来るな!!( ̄∀ ̄)
アルファ・145では55タイヤだったし。
本当はアルファ・ミトは16インチ化して「195/55R16 87V」を履くのが理想やったけど、16インチをワンセット用意したとして…
チェーンが巻ける16インチに夏タイヤを履いて、チェーンが巻けない17インチに冬タイヤを履くのは…やっぱり変やわな!www
理想は夏も冬も、どちらも16インチ化して「195/55R16」を履くのがベストやったけど、走りメインではないカーライフにチェンジしたわけやから、そこまではやらんかってんな。

アルファ・145でノーマルでも走りは十分に良いことを知ったからね。だからミトも本国仕様のノーマルで。と思って「205/45R17」にすることに。
「215」幅から落とすことで外径が小さくなる分、ローギヤード化することが一番の狙いやけど、アルファ・145のようなソフトさも狙って、速度記号は指定されている「W」ではなく「V」に落としてんな。
因みに「W」は許容速度270キロまで保証な。「V」の許容速度は240キロまで。ミトは240キロも出えへんで〜!!というわけで、走りのソフト化を狙って「205/45R17 88V XL」をチョイスしたのな!


これによって大成功と大失敗の極端な事態になりました!!

【後編】に続く




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