Soul Driving ver2 アルファロメオ乗りの野望と戯言

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...... 2025年06月15日 の日記 ......
■ FF車のグリップ走行(ブレーキングドリフト・ゼロカウンタードリフト)   [ NO. 2025061501-1 ]

いろいろとネタも語りたい自分も居るのだが、今回は走りを語ることにしますww

つーか、良い動画を発見したのよ!!\(^o^)/
まずは見てやってください!!



フィアット・プントですね。
プントはS1600というカテゴリーがあった時代にはWRCの下位カテゴリーJWRCでも走っていたFF車です。
だから「punto rally」で時々検索掛けて動画を漁ってますww
今回はコレを発見したわけですが、ラリーといいながらもコ・ドラ無しのコース走行で、日本ならジムカーナなんですが、欧州ではこれもラリーになるのかな??
公道走行の競技ならヒルクライムだけど、ヒルクライムではなくラリーってなってますね。


FF車はコーナー進入時のブレーキングでリヤを流します。ブレーキングでオーバーステアにして曲がります。旋回ブレーキですね。
ブレーキングでリヤが流れるオーバーステアに。アクセルを踏むとアンダーステアになるのがFF車の構造上の走りの特性だからね。
ブレーキングでオーバーステアにしてリヤを流し、クリッピングポイントでアクセルを踏むことでリヤの流れを止めてニュートラルステア(もしくは弱アンダーステア)で立ち上がると。

ブレーキングドリフト走りでは、曲がる為のブレーキングでは、横G(コーナーリングG)と減速G(縦G)を同時発生させる技術は必要。これが服部尚貴先生のFF車のドラテク鍛錬「ブレーキングでスピンする練習」ですね。
そのままブレーキを踏みっ放しではスピンするので、クリッピングポイントでアクセルを踏んでリヤの流れを止めて立ち上がると。

この状態はゼロカウンターになっているのでステアリングを切らずに曲がっているようにも見えます。
だから生粋のドリフト走行ではなく、リヤは流れているけど、ゼロカウンターなのでグリップ走行となります。って当たり前やけどwwww


FR車等の後輪駆動車はコーナー進入時にブレーキングをして、ブレーキングを解除してからアクセルを踏んで(エンジンパワーによって)リヤを流します。アクセルでオーバーステアにして曲がります。
そのアクセルも踏みっ放しではオーバーステアでスピンしてしまうので、オーバーステアを解除する為にチョイアクセルを戻します。
アクセルを戻しつつオーバーステアになった分だけカウンターステアが当たっているので、カウンターステアの戻しも同時に行います。
オーバーステアの解除とカウンターステアの戻しを同時に行う地点がクリッピングポイントになるように走ります。
つまりオーバーステアで曲げて、クリッピングポイント(CP)でニュートラルステアになっていれば綺麗なゼロカウンタードリフト状態のグリップ走行になります。@後輪駆動車

何年間も同じことばかり言っていますが、理解出来ないクルマ好きが世の中多過ぎるので、同じことを何度でも言いますwwww

因みにランエボやインプは、その中間の走り方になります。そのうちにまた語りますww


というわけで、このノーマルのナローボディーのプントですが、日産・マーチぐらいのサイズでエンジンが1.7直4DOHC!!
初代プントはターボ搭載のジウジアーロデザインでダイハツ・シャレード似。そして映像のプントは二代目。デザインは正常進化しつつアグレッシブなフロントマスクなのな。
でも何故かマイナーチェンジの際に普通のフロントマスクになってもうてな。アルファ・166と同じパターンなww
でもプントの後期Fマスクは嫌いではないけどね。Fマスクだけが普通というアンバランスさも俺には魅力あるかもね!ww

タイヤサイズは「175/60R14」ぐらいか?
60扁平はズリズリ感が得やすいねんな。ブレーキングドリフト走りには丁度エエ。俺も好んで60扁平ばかりを使ってきたからね。
車格からしたら「175/60R14」に見えんこともないけど、エンジン重量とパワーから考えたら「185/60R14」かもしれんね。

車高はかなり落ちてるね。シートポジションもかなりローポジ化してあるし。モータースポーツのベース車両としてイタリア国内では人気もあったし、競技用のパーツは豊富やろうね。

しかし、このドライバー、走りは手練れやけど、ノーグラブって凄いなwww
俺はノーグラブで掌を摩擦で火傷したこともあるし、汗で滑ることもあるし、ノーグラブはないなww
公認競技で公式戦なら、レーシングスーツ着ると思うねんけどね。半袖ノーグラブにしてこの走りか〜www


この映像の走りはフットブレーキによる旋回ブレーキで、それによるオーバーステアにてゼロカウンタードリフト走り(グリップ走行)になってます。
FF車をオーバーステアにしてリヤを流すには、ブレーキングは旋回ブレーキで、踏むポイントはFR車と比較すると「奥の奥」になります。映像もそうなってますね。当然やけど。そうじゃないとリヤは流れんからね。
FR車と同じ位置でブレーキングすると、FF車は100%リヤは流れません。それが理解出来んヤツが多過ぎやねんな。
因みにAWD車のブレーキングはFR車より奥でFF車より手前になります。つまりFF車のブレーキングに慣れ過ぎるとFR車とAWD車は突っ込み過ぎになってコーナリングが成立しませんwwww


そしてこの映像でも勿論そうやけど、コーナリングはオーバーステアで曲げて、曲がった後はニュートラルステアで立ち上がっていくねんな。
リヤが流れるオーバーステアにする方法が、FF車ならブレーキ、FR車ならアクセル、という違いはあるけどね。
で、FF車はコーナリング中にブレーキ踏みっ放しではスピンすると。そしてFR車はコーナリング中にアクセル踏みっ放しではスピンすると。
FF車はアクセルを踏むことでニュートラルステアにして立ち上がると。
FR車はリヤが流れたらアクセルをチョイ戻してリヤのグリップを回復と同時にカウンターステアの戻しをすることでニュートラルステアになると。

つまり、FR車の方が操作が多いのよ。FF車と比較して。「アクセルのチョイ戻しとほぼ同時にカウンターステアの戻しをしてリヤのグリップの回復に同調させる」FF車ではコレがいらんねんな。
さらにサイドターンだとFF車はクラッチを踏む必要がないから圧倒的に速いねんけどね。漫画では真実は描かれんから漫画がソースな人には伝わらんねんなwwww



そしてや。ユーチューブによくあるイキってクラッシュする後輪駆動車の映像な。

ニュートラルステアでコーナリングをした後、何故かクリッピングポイントでオーバーステアにするねんな!!!wwww
CPでオーバーステアになったら、直線やのに目の前に現れるのは、進行方向の道ではなくイン側の壁やガードレールやで!!!wwwww
コーナリングをした後にオーバーステアにする意味がワカランわ!! 他人に怪我させることがなければエエけど、あまりに意味不明やで!!

カウンターステアはリヤが流れたら勝手に当たると。
で、リヤが流れたことにビビッてアクセルを全閉にすると、急激にリヤタイヤのグリップが回復すると。
で、その時にカウンターステアの戻しが出来てなかったら、カウンターステアが当たっている方向に引っ張り出されると。これがタコ踊りの正体なww
意図せぬテールスライドであったとしても、こういう時はアクセルをチョイ戻すと同時にカウンターステアも戻して、リヤタイヤのグリップ回復に備えるねんな。後輪駆動の話しなw
でも大体CPでこんなことをしてる方がオカシイと思うねんな。本来ならオーバーステアはコーナリング中に曲がる為にすることであって、ニュートラルステアで曲がった後にCPでオーバーステアにしてタコるって、どういう意味なんかワカランわ!

コレはグリップ走行での話しやけどね。勿論。
バイクでスポーツ走行の経験があれば、こんな走りにはならんと思うけど、バイク乗りの悪癖としてはブレーキングは直線部分で終わらすのがセオリーやってんな。
だからFF車の旋回ブレーキは理解出来んかもしれん。オフロードバイクだと世界中のライダーが旋回ブレーキを使っているわけで。日本人ライダーだけが旋回ブレーキを理解していないと渡辺明先生(日本人で唯一のモトクロス世界チャンピオンになった方)が説いておられました。
それが渡辺明先生が提唱していたベストテク。そしてそれをバイク以外でも当時のFRの愛車と営業車のカローラ・バンで旋回ブレーキを特訓していたわけな。当時の俺。

それ以前にクルマでもバイクでも、ウエット路面の下りの直線でフルブレーキングの練習は結構やった。まず止まれんとどうにもならんからね。
今はABSが付いてるからあまり意味がないかもしれんが、ABS無しやバイクでは意義があったと思ってるよ。


いや〜、映像のプントを見てると結構クギ付けになるなww
これはあくまでもグリップ走行な。ゼロカウンタードリフト走りね。

せっかくのなでプントのキットカーでのブレーキングドリフト走行の動画もアップしときます。
これはサイドを引いてリヤをロックさせてるからグリップ走行ではなくドリフト走行になります。

でもコーナーに入ってからサイドロックさせて曲がる最速走りなので、D-1に見るようなFR車がアクセルを煽りながらコーナーに入る前からカウンターステアを当てているドリフト走行ではありません。
D-1系のドリフターは、ターマックラリーの走り方はドリフト走行とは認めていないからね。一応知識として知っておいて下さいね。D-1系の方等と関わる時は。





映像はイタリア国内戦と思われます。
イタリア国内戦といえば、遂にランチア・イプシロン・HFがラリー4車両で公式戦に登場しましたね。
もう既に横転してるクラッシュ映像もユーチューブにアップされてます!
取り敢えずイプシロン・HFを張り付けました。




正直な感想としては…プントの方がカッコエエかなとww
キットカーもノーマルのナローも!!

アカンなww 今回も何か支離滅裂な感じや!www
でもまた語るで!!www





誰とも繋がっていないから気楽にショウモナイ話しが出来るわけです!
画面左側にメニューバーが表示されていない方は下記よりお入り下さい。

FFドリフト★ICE BREAKER



↓ FF車をオーバーステアにコントロールしてリヤを流すドラテクの解説はコチラ ↓

2023年1月25日  FFドリフト走行とは違うブレーキングドリフト走行とブレーキングドリフト走りの解説
2023年2月5日   FFドリフト走行とは違うブレーキングドリフト走行とブレーキングドリフト走りの解説 その2
2023年2月17日  FFドリフト走行とは違うブレーキングドリフト走行とブレーキングドリフト走りの解説 その3
2024年9月27日  FF車はブレーキングでオーバーステアにして曲げる! ブレーキングドリフト走り!!

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